入れ歯について
- 歯が抜けた場合(欠損)は、なるべく早い時期に入れ歯を作る必要があります。
- そのまま放置しておくと、咬む能力が低下するのはもちろん、抜けた前後の歯(隣接歯)が移動したり、咬み合う歯が伸びてきたりして、歯列が徐々に乱れほかの歯にも悪影響を与えます。
Denture
隣接歯を図のように全部かぶせる形で削り、人工の歯を入れます。自然の形にでき、違和感もなく、咬む能力も高いが、隣接歯をかなり削る必要があります。
隣接歯はほとんど削らなくてよいのですが、毎食後取り外して洗浄しなければなりません。バネの部分や人工歯の部分の舌感が、自然ではなくなります。咬む能力もブリッジより劣ります。
隣接歯が健全歯の場合、削る量をなるべく少なくするように考えられた方法です。削る量は通常のブリッジの2~3割位で強力な接着剤で固定します。しかし予想以上に咬む力がかかると脱落する危険もあります。